オンラインでマンションを売却したい!最近増えているネット不動産について解説
更新日: 2023.01.26目次
2022年5月に宅建業法が改正されたことにより、不動産取引のオンライン化が始まりました。不動産売買のオンライン取引が実現したことで、これまでより円滑な不動産売却が期待できます。
本記事では、オンラインで不動産を売却できるネット不動産の概要やメリット、利用時の注意点を解説します。前もってオンライン取引について学びを深め、不動産売却に関する知識の幅を広げましょう。
ネット不動産とは?
ネット不動産とは、オンライン上で不動産取引することです。近年では、相談から契約までネット上で完結できるオンライン不動産マーケットが台頭しています。
ネット不動産は、パソコンやスマートフォンがあれば、時間や場所の制約を受けずに手軽に利用できる点が魅力です。不動産会社の業務効率化に繋がるだけでなく、売主、買主の利便性向上も期待されています。
従来の取引とネット不動産の取引の違い
ここで、従来の取引とネット不動産の取引の特徴から、それぞれの違いをみていきましょう。
従来の取引方法では、相談から契約に至るまで売主が不動産会社に足を運ばなくてはなりませんでした。また、契約書や必要書類などはすべて紙で交付され、取引終了時には自宅で保管するのが一般的でした。
一方、ネット不動産の取引方法は、不動産会社と売主が対面でやり取りする機会はほとんどなく、すべてオンライン上で完結するのが特徴です。さらに、書類関係はデータで交付されるため、保管場所を確保する必要もありません。
手軽で簡単!ネット不動産のメリット
次に、ネット不動産を利用してオンラインで不動産を売却するメリットをご紹介します。主なメリットは、次のとおりです。
場所や時間を問わずに利用できる
ネット不動産の大きなメリットは、場所や時間を問わずに好きなタイミングで利用できる点です。
売主は、空いている時間や隙間時間を有効活用して、不動産会社をリサーチしたり、売却相談したりできます。
移動にかかるお金や時間の節約につながる
不動産会社へ出向くための時間やお金を節約できる点も、オンラインで不動産を売却する魅力の一つです。
不動産売却は、時間をかけて信頼できる不動産会社を見つけなくてはなりません。また、遠方の会社に依頼するのであれば、現地に行くまでの費用もかかります。
しかし、ネット不動産ならオンライン上でいくつもの会社とやり取りができるため、移動にかかる時間はありません。ネット環境さえあれば好きな場所で利用できるため、移動費用も不要です。
ラフな格好で相談できる
ネット不動産は、ラフな格好で相談できる点もメリットといえます。対面でやり取りするなら、きちんと身支度を整えなければなりませんが、オンライン上ならカメラを繋げずに音声やメッセージでやり取りすることもできます。
本格的に売却を進める場合を除き、検討段階ならラフな格好で音声のみのやり取りでも問題ないでしょう。カジュアルに利用できるのは、オンラインならではの魅力です。
聞きにくいことも気軽に質問できる
オンラインなら、対面で直接聞きにくいことでも気軽に質問できます。ネット不動産を利用する時は、思い切って踏み込んだことを質問すると良いでしょう。どのようなことを質問しても、丁寧かつ親身に答えてくれる会社なら信頼度が高まります。
依頼前にさまざまな角度から売却に関することを質問してみましょう。質問に回答するときの態度や言葉遣い、売却に取り組む姿勢などから依頼を検討するのをおすすめします。
ネット不動産にデメリットはある…?
オンライン上の取引は、対面での取引にはない欠点がいくつかあります。ここでは、ネット不動産のデメリットをみていきましょう。
不動産会社全体の雰囲気を見るのは難しい
オンラインでは、担当者との相性を見極めることはできても、会社全体の雰囲気を見るのは難しいかもしれません。担当者の雰囲気だけで依頼を決めてしまうと、後悔する恐れがあります。
売却を依頼する不動産会社を決めるなら、オンライン上のやり取りだけではなく、その会社のホームページやSNSなどから雰囲気を確かめるのがおすすめです。いつの間にか悪徳業者と契約を結んでしまっているといった状況にならないよう、十分注意しましょう。
ネット環境が悪いと通信が途切れることも
ネット環境によって通信が切断されてしまうのは、オンライン特有のデメリットです。契約方法や日程を決めている段階で、通信が途切れてしまう可能性も考えられます。
ネット不動産を利用するときは、通信環境が良い場所でのやり取りを心がけ、何を話したか分からなくならないようメモをとると良いでしょう。
オンラインでマンションを売却するときの流れ
続いて、実際にオンラインでマンションを売却するときの流れを説明します。主な流れは、次のとおりです。
①物件情報を登録し査定を受ける
②オンライン面談で売却相談
③ビデオカメラで物件を撮影
④詳細な査定額の提示を受ける
⑤媒介契約締結
⑥売却活動開始
⑦売買契約締結
⑧物件引き渡し
※売却の流れは、ネット不動産のサービスを提供している会社ごとに異なります。詳しい流れは、利用する際に各会社に尋ねてください。
まず、売却予定期間や物件の種類、所在地などを入力し簡単な査定を受けます。そのうえで売却を進めるのであれば、オンライン面談で売却相談して話を詰めていきます。相談する際、売主はしっかりと自分の要望を伝えましょう。
その後、物件の詳細な査定を受けるなら、ビデオカメラを繋ぎ担当者と一緒にマンション内の細部を確かめます。そして、売主が査定結果に納得できれば、媒介契約を結んで売却活動スタートです。
ネット不動産の注意点!
最後に、ネット不動産を利用する時に売主が気をつけるべきことを紹介します。前もって注意点を押さえ、しっかりと対策してから売却に臨みましょう。
オンライン対応の範囲を調べる
ネット不動産と記載があるサイトの中には、査定と売却相談のみオンラインで対応する会社もあります。もし、すべての取引をネット上で実施したいなら、オンラインで対応できる範囲はどこまでかきちんと調べましょう。
不動産会社側と売主側で対応範囲に認識の差があると、再度求めている取引方法を実施している会社に申込しなくてはなりません。余計な手間をかけないために、事前にオンラインの対応範囲を調べるのをおすすめします。
少しでも違和感があったら依頼しない
オンライン面談の中で、少しでも担当者に違和感があったら依頼を避けるべきです。「オンラインで取引を完結できる会社は少ないから…」と妥協してはいけません。
オンライン上の取引は、対面の取引に比べ担当者の行動が目に見えにくいのが難点です。大切な不動産の売却を妥協して依頼してしまうと、なかなか思うように取引が進まず後悔してしまうでしょう。依頼前に、担当者との相性をしっかりと見極めるのが大切です。
まとめ
ネット不動産は、パソコンやスマートフォンがあれば場所や時間を問わずに、オンライン上で不動産取引ができる便利な方法です。わざわざ不動産会社に行く時間を取らなくても、空いている時間を活用して利用できます。
しかし、オンラインならではのデメリットがある点も押さえなくてはなりません。オンライン上で取引を完結させるなら、担当者との相性を見極めてから依頼する会社を決めるのをおすすめします。
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