マンション売却もエコフレンドリーに!自分にも環境にもやさしい取引をしよう
更新日: 2023.03.17目次
近年、「サステナブル」や「脱炭素」などの言葉がよく聞かれるようになり、環境を守っていこうという動きが高まっています。
都市部では当然のようにある「マンション」ですが、実は環境に悪影響を与えている面もあることを知っていますか?
この記事では、マンションが環境に与える影響と、「エコフレンドリーなマンション売却」と電子契約との関わりについて解説します。
マンションが環境に与える影響
マンションは、実は地球環境に悪影響を与えている側面があります。
一つずつ見ていきましょう。
CO2排出量の増加
アコンや照明などの電気機器の使用や、暖房・冷房などの設備の使用により、多くのCO2を排出しています。これは、戸建にも共通していますね。
都市熱島現象の発生
マンションが密集する都市部では、建物やアスファルトなどが太陽光を吸収し、周囲の気温を上昇させるため、都市熱島現象(としねっとうげんしょう)が発生しやすくなります。
植物や緑地が少なくなることで、蒸発による冷却効果が弱くなることが要因の一つと言われています。
夏場の気温が高くなることで熱中症や健康被害が発生したり、大気中の汚染物質が光化学スモッグなどを引き起こす可能性があるなど、人間にとっても影響のある問題です。
自然環境への影響
マンションを山などを切り開いて建設した場合、そこに住む生き物たちの「住まい」を犠牲にすることになります。また、そのことによって生態系のバランスが崩れる可能性があります。
マンション取引では大量の「紙」を消費する
マンション売却だけでなく、マンション取引も環境に負荷をかけています。
不動産取引においては、多くの紙媒体が使用されています。
契約書や書類、請求書、領収書など、多くの文書が印刷され、使用後には廃棄される書類も。
また、これらの文書の保存には多くのスペースが必要であり、保存場所を確保するために不動産会社や法律事務所などのオフィススペースが必要です。
以上のように、マンションは、建築中から少なからず自然環境に影響を与えています。
しかし、マンションは都市での生活になくてはならないものです。
日常の生活でできることをするのはもちろんのこと、マンション売買において何か環境に配慮する方法はあるのでしょうか?
電子契約で環境保全に貢献できる!?
マンション取引において環境に配慮する方法の一つが「電子契約」を利用することです。
電子契約を利用するだけで以下のことが可能になります。
- 紙の使用量を削減できる
- 印刷や郵送にかかるエネルギーを削減できる
- 紙の廃棄量も削減できる
紙の使用を最小限に抑え、デジタルデータを使用することで環境負荷を削減することができます。
具体的には、印刷や郵送などによる紙の使用を削減できるため、紙の使用量や廃棄物の発生量が減少します。
また、書類や契約書の保存にも、デジタル化することでオフィススペースの必要性がなくなり、省スペース化が実現されます。
電子契約では、売主・買主にとってもメリットがある!
前章で見たメリットは、環境保全への貢献はあるものの、不動産会社にしかメリットがないように思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
電子契約は、契約の当事者(売主・買主)にとってもメリットがあります。
交通費や印紙代の節約
電子契約は、オンラインで契約ができることも魅力です。
自宅から契約に参加できるため、不動産会社に行くための交通費や時間の節約になります。
もちろん、移動のためのエネルギーを削減することにもなります。
また、電子契約では印紙も不要になるため、印紙代を節約することができます。
さらに言えば、印紙にかかる資源や、印紙を買いに行くための時間・費用の節約にもなります。
データ保存で紛失リスクを軽減
言うまでもなく、電子契約では契約書類をデータで保管することができます。
そのため、もし、地震や水害などの自然災害で自宅が被害にあっても紛失のリスクを軽減することができます。
つまり、災害への備えとしても有効です。
WEBURUで、エコフレンドリーなマンション売却を!
今回は、マンションが環境に与える影響と、電子契約を利用した不動産取引による環境保全への貢献について解説しました。
環境問題は、自然環境や生き物だけではなく、人間が心地よく暮らして行くためにも重要な問題の一つですよね。
日常生活で、できるところから取り組んで行くことが大切です。
マンション取引においても、小さなことですが「電子契約」からはじめてみませんか?
オンライン不動産仲介サービスWEBURU(ウェブル)では、相談〜契約まで原則オンライン対応、契約書類はもちろん電子契約を採用しています。
エコフレンドリーなマンション売却をしたい方、ご相談お待ちしております。
よくある質問
Q1. 電子契約って何ですか?
電子契約とは、紙媒体を用いる従来の契約書に代わって、電子的な手段で契約を締結する方法のことです。不動産売買においても、電子契約が認められるようになっています。
Q2. 電子契約のメリットは何ですか?
電子契約は、時間や手間を省くことができるため、手続きがスムーズに行われることがメリットです。また、紙媒体の契約書に比べて保管や管理がしやすく、損失や紛失のリスクが低くなることもあります。
Q3. 電子契約は法的に有効ですか?
電子契約は、電子署名法に基づいて法的に有効とされています。電子署名法には、電子的な方法で署名された文書について、紙媒体の契約書と同様の法的効力があることが定められています。
Q4. 電子契約を締結するには、どのような手続きが必要ですか?
電子契約を締結するには、まずは双方が同意した内容を確認します。次に、電子署名を行う必要があります。電子署名には、電子署名法で認められている電子署名サービスを利用することが一般的です。
Q5. 電子契約で注意すべき点はありますか?
電子契約を締結する際には、契約書の内容をよく確認することが重要です。また、電子署名についても、個人情報が漏洩しないように、適切なセキュリティ対策を行うことが必要です。
Q6. 電子契約はどのように保管すればよいですか?
電子契約は、クラウドサービスや外部ハードディスクなどを利用して、バックアップを取ることが推奨されます。
Q7. 電子契約とサステナブルの関係はありますか?
はい、電子契約は紙媒体の契約書と比べて、紙の使用量を減らすことができ、環境に配慮した取り組みの一環として捉えられています。
Q8. 電子契約は、どのようにサステナブルな社会に貢献していますか?
電子契約は、紙を使用しないことによって、森林資源の減少を防止することができます。また、契約書の印刷や転送など、多くの場合不必要な手間を省くことができるため、エネルギーや資源の節約にもつながります。
Q9. 電子契約を採用することで、具体的にどのような環境負荷を軽減することができますか?
電子契約を採用することにより、以下のような環境負荷を軽減することができます。
・紙の使用量の削減
・印刷や郵送によるエネルギー消費の削減
・交通や運搬による二酸化炭素排出量の削減