マンションの売却査定に種類はある?一括査定や買取・仲介の査定との違いも解説
更新日: 2023.01.23目次
- マンション査定の種類について
- (1)Webによる匿名査定
- (2)Webによる一括査定
- (3)不動産会社が行う簡易査定
- (4)不動産会社が行う訪問査定
- おすすめの査定依頼方法
- (1)まずは一括査定から
- (3)最後は訪問査定へ
- 買取と仲介とは
- (1)買取と仲介の違い
- (2)買取のメリット
- (3)仲介のメリット
- マンションの査定は難しくない
- ネットの不動産屋さんならWEBURU(ウェブル)
マンションを売却する場合や、現在の資産価値を確認したい場合、不動産会社に査定を依頼するという方法があります。
この査定の進め方により売却価格に影響するとも言われており、うまく利用することで適正価格を導くことができる重要なものとなります。
ここでは主にマンションにおける査定について解説していきます。
マンション査定の種類について
分譲マンションにおける査定には、いくつかの種類があります。
Webを利用した『匿名査定』と『一括査定』はスマートフォンがあれば、自宅でも通勤途中の電車の中でも簡単に申し込むことが可能です。
一方で不動産会社に依頼する査定としては『簡易査定』と『訪問査定』があります。
この4つにおいては、匿名査定が1番手軽に行える査定であり、訪問査定が最も精度の高い査定といえます。
Webによる匿名査定
匿名査定は個人情報を入力する必要がないため、手軽に行えるのが特徴です。
必要な情報は申し込むマンションの住所や築年数、間取りや広さといった物件情報と、査定額の回答を受け取るためのメールアドレス程度で完了します。
簡単に金額を知ることができる一方で、提供する情報量が少ないため匿名査定で得られる金額については、あくまでも参考程度 となります。
マンション売却は先になる予定だけど、事前に目安となる金額が知りたい時などに、利用する資産価値の確認用の査定といえるでしょう。
Webによる一括査定
最近では、いくつかの一括査定用のサイトが誕生しており、そこから複数の不動産会社に『一括して査定を依頼』できるのがメリットです。
査定依頼を受け取った不動産会社は、情報をもとに後述する簡易査定または訪問査定を行っていきます。
複数の不動産会社にアプローチをすることで、比較検討を行うことが容易となり、適正価格を導くことができます。
不動産会社が行う簡易査定
簡易査定とは別名『机上査定』とも呼ばれるデータから査定金額を算出する方法です。
一般的に周辺相場や取引事例、また物件の情報など様々な観点から査定額を計算するものです。
実際に現地に赴くわけではないので、周辺環境や建物および室内の劣化状況などは加味されるません。
そのため室内等が綺麗な状況であっても、逆にかなりの汚損や破損が発生している場合であっても、査定額が同じになりやすい点は注意が必要です。
不動産会社が行う訪問査定
一方で訪問査定とは言葉の通り、実際に不動産会社の担当者が対象のマンションまで訪問し、部屋の中から周辺環境まで確認をして査定金額を導き出す方法です。
そのため訪問日の調整が必要となり、訪問後も査定額の算出に時間を要することになります。
時間はかかりますが、その分だけ適正価格に近い金額を知ることができるのは大きな利点です。
おすすめの査定依頼方法
実際にマンションを売却する際の査定依頼については、一括査定から実施するのがオススメです。
できるだけ複数の不動産会社に依頼することによって、より適正な売却価格を知ることが可能となります。
一方で複数の不動産会社に訪問査定を依頼すると、訪問日の調整やその対応によって時間を大きく割く必要ができてしまいます。
そのため以下の要領で進めていくと、適正な売却価格を得ることが可能であり、稼働時間も最低限で済ますことができるといえます。
まずは一括査定から
まずは最初にWeb上で一括査定を申し込み、複数の不動産会社にアプローチするのが良いでしょう。
その際に、不動産会社の担当者が、どのような対応を示してくるのかな、メールの返信は内容を時間共に適切かなど、大切なマイホームの売却を任せることができるかどうか判断する基準にすると良いでしょう。
こうした問い合わせに対する対応を見た時に、違和感を覚える担当者は実際に話してみても同じ感覚を覚えることが多々あります。
そうしたストレスを避けるためにも、一括査定は有効だといえます。
簡易査定で不動産会社を絞る
一括査定を行った不動産会社に対しては、まずは簡易査定を依頼し、その査定額を比較検討していくこととなります。
また査定額の理由も確認することにより、どのような考え方で金額を算出したのかが明確になります。
これらを比較することによって、そのマンションを売却する時の適正金額というものが見えてくるようになります。
また査定額が高い不動産会社の中から、しっかりとした査定理由、売却への戦略を示す会社に対して訪問査定を依頼し、売却を任せるかどうか判断すると良いでしょう。
最後は訪問査定へ
最後は不動産会社に訪問査定を依頼し、最終的な金額を設定していきます。
その金額に問題がなければ不動産会社に依頼することになりますが、その手段として『買取』と『仲介』が存在します。
どちらを選ぶかは、それぞれのメリットと、売主側の事情により判断することになります。
買取と仲介とは
不動産会社に売却を依頼する場合は『買取』と『仲介』の2つの方法があります。
一般的なマンションの売却方法は仲介です。
また買取は物件の条件により不動産会社に拒否されることもあり、その場合は仲介しか選べない可能性があることを理解しておく必要があります。
買取と仲介の違い
買取と仲介の大きな違いは購入者が異なる点です。
買取は依頼した『不動産会社自身が買主となり物件を購入する』方法を指しており、取引がスムーズに行われる仕組みとなっています。
一方、仲介は不動産の取引では一般的に行われている方法であり、不動産会社が買主を募集することで『売主と買主の売買契約を仲介する』方法を指します。
どちらにもメリットが存在するために、状況に応じて選択することになります。
買取のメリット
マンション売却における買取の大きなメリットは、そのスピードにあるといえます。
不動産会社が購入者となるため、仲介と異なり買主を探す必要がありません。そのため売買金額さえ決定すれば、後は契約を締結し、引渡しを行うだけになります。
訪問査定から1ヶ月程度で契約を締結することが可能であり、売却の依頼から現金化できるまでが早いことが特徴です。
海外転勤や離婚、また相続による利用しない物件の処分の場合、次の転居先となる物件の購入が決まっており、速やかに現在のマンションを売却したい場合や、また隣近所に売却することに気づかれたくない場合などに多く利用されています。
仲介のメリット
仲介は不動産会社が購入者となる買主を探すことで、売買契約を成立させる行為になります。
そのため買取に比べると契約締結まで時間が必要となりますが、売却金額が高くなる傾向にあります。
マンションを売却する場合は少しでも高く売りたいと思うのが当然なのですぐに現金化しないといけない理由がなければ仲介をまずは検討することがお勧めです。
マンションの査定は難しくない
マンションの査定は、意外と簡単で適正金額が導きやすいのが特徴です。
これはマンションとしては当たり前ですが、同じ敷地内に同じような条件の物件が多くあるため、相場がわかりやすく過去の販売事例を得ることが容易であるためです。
戸建てに比べると、分譲マンションは売却時に適正な価格を見つけやすくなっています。そして査定にも様々な種類がありますが、その仕組みも整理して考えると難しくはありません。
また、不明な点があれば不動産会社に確認し、そこで真摯に回答をしてもらえるかどうかも、一つの基準としても良いでしょう。
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